習い事の生徒募集ノウハウ | 生徒ドットコム

教室生徒集客ウェブマーケティングの基礎知識

教室のウェブマーケティングをする上で、二番目に大切なこと。

ウエブマーケティングで2番目に大切なのは、顧客理解です。

 

ビジネスモデルの要諦は、顧客を理解することです。また事業が成功する要諦は、参加しているチーム員が「顧客理解を共通できていること」だと思います。顧客理解とは、「誰が顧客なのか?」と「その顧客の不はどこにあるのか」ということに尽きます。

 

①最初はペルソナ設定です。
例えば、ダイエット食品の場合は、「フルタイムの仕事に従事し、責任ある立場にいるためストレスが多い。残業も増えている。普段は、偏食がちで睡眠不足。運動量が少ない。元体育会で理想の自分とのギャップにも悩んでいる。40代男性。既婚。妻と娘がいる。プライドは高い。」など。

もし、ペルソナを設定できないという方はフレームワークを活用してみて下さい。
検索で「ペルソナキャンバス」と入力してみて下さい。
これらのフレームワークで、ユーザー像を掘り下げてみると共通理解が深まると思います。

②次は、ユーザーの「不」です。

この不がいつ、どこで起こるのか?が大切です。
不とは、「不安」「不便」「不信」「不具合」「不利」「不十分」「不満」「不快」などたくさんあります。
例えば、ダイエット食品の場合は、テレビを見ながら寝そべっているときに妻に「もののように扱われたとき」、靴下と履くとき、ズボンが入らないとき、運動が苦しいとき、異性にさげすまれたとき・・。いろいろなときに「不快」が現れます。

③次は、カスタマージャーニーマップです。
ペルソナが不を感じたときからスタートして、ダイエット食品を買うまでにどんな道筋をたどるのか?時系列にその時の気持ちを並べていくものです。
例えば、ダイエット食品の場合は、妻に冷たくされたあと、テレビを見ているとライザップのCMを見る、トイレでスマホで検索する、スマートニュースでリタゲ広告を見る、レコーディングダイエットアプリを入れるなど多様な行動をとると思います。これを書き出して並べていきます。

 

ペルソナ、不、カスタマージャーニーが分かると、ユーザー像が鮮明に見えています。


出来れば、そのペルソナに名前を付けてみてください。名前を付けるプロセスで、そのペルソナに命が吹き込まれます。教室集客責任者は教室内でコミュニケーションを取る時には、「彼はそんな行動に出ないよね」「彼は、テレビをそもそも見ないよ」など想像力が膨らむと思います。